庭づくり準備段階で考えたいこと

 環境の良い庭を作りたい場合、準備段階が非常に重要です。準備で気をつけなければならない点は結構ありますが、今日はその中でも注意すべき4点について書きたいと思います。 

 1つ目、ガーデニングは直の土での環境整備と鉢物を分けて考えることが必要です。全体を品よく見せるため、あるいは効率よく植物を配置するために置き場所のバランスは欠かせません。直土と鉢物のバランスを考えましょう。
 できたら。木ものと草物のバランスも考えながら作業は行った方が良いと思います。

 2つ目は、できるだけ、土にはこだわった方が良いということです。できれば、植物に直接触れる部分は、山土を使用するのが良いと思います。都市部の人は準備するのも大変ですが、ホームセンター等でも販売していると思います。準備することが可能であれば、直接山に出かけていって準備することにも挑戦してはいかがでしょう。普段気づかない山の良さも感じることができると思いますし、そのことが庭づくりを考えるヒントにもなるはずです。(土地所有者の許可を忘れずに)


 3つ目は、ポイントとなる大きめの樹木を準備して、日陰の鉢物を整理する工夫をするということです。大きめの木ものや葉の茂った草物を準備することで、葉ランなど日陰を好む植物たちの環境を整えることができます。大きさの違いがアクセントにもなりますし、日陰があることで明るさのアクセントを作ることもできます。

 4つ目は、水やりの施設整備を考えた準備をすることです。植物の栽培、庭作りには、水やりは欠かせません。日常的な作業が必要になりますので、水やりの環境はしっかり準備をしたいもの。水道施設の整備も大切ですが、可能であれば、雨水など自然の恩恵も考えてみましょう。池やかめなどを活用した水やりの施設整備ができると、とても経済的に助かります。継続的な庭づくりに取り組むためにも。できるだけ経済的な庭づくりの準備をしましょう。


 いかがでしたか。ここでは4つの注意点しかお示しできませんでしたが、気をつけないといけない点は他にもあるはずです。情報誌や友人の話を参考にしながら、それぞれ自分なりの庭づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。結局、これじゃないといけないという正解なんてありませんよね。一生懸命楽しむ姿勢が大切かと思います。

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