わたしの家にも花壇があります。新築当時はつつじが植えてありました。毎年今ごろ咲くつつじを楽しみにしていました。
ところが何を思ったのか、失くなった父がつつじを根っこから全部抜いてしまいました。そして、キュウリと茄子を植えました。家の外観に全く合いません。父にどうしてつつじを抜いたのか聞いてみたけど、よくわからない返答に困惑したのを覚えています。本当にガックリしました。
私が家を相続し、花壇も私の好きなように出来る時が来ました。
母も花が好きで、大きな花を自分の家の庭に沢山植えています。手入れもして綺麗な花壇になっています。
でも私は、まず自然の植物を楽しもうと思い、はえてくる雑草を手入れして、可愛い草花を育てていました。田舎なので毎年どこからか種が飛んできて、毎年いろんな草花を楽しみました。
時々、買った鉢植えを花壇に植え替えて、毎年日日草が新しい芽を出し花を咲かせています。
気に入ったしゃくなげの鉢植えも買いました。花壇に植え替えると、毎年桜が散る頃に大きなピンクの花を咲かせます。花は毎年増えていくのが楽しみです。
知らない植物は、携帯で写真に撮って調べます。知らなかった植物や食べらる植物等発見も様々にあります。
今では植物の種類も徐々に増えて来ました。元々あった植物は枯れて、柏ノ木がはえてきて一年中緑が楽しめます。
花壇は生きていて、手をかければかけるほど答えてくれます。
我が家の庭には花壇しかありませんが、小さな池も欲しかったです。池があれば、亀や金魚を飼ってみたかったです。
最初の雑草花壇は、母には低い評価でしたが、可愛く手入れしていたら母も小さな花の可愛らしさに気がついてくれるようになりました。
ガーデニングは、自分の癒しや植物の観察だけでなく、道行く人の癒しにもなれば嬉しいです。
家の広さにもよりますが、苦痛にならない程度に世話が出来る、手入れが出来る程度の広さが一番だと思います。
お日様の光をたっぷり浴びながら、植物や花、そして何よりも花を愛でる人の心に沢山の花が咲けば、それは素晴らしいガーデニングだと私は思います。